利用者様の笑顔が、私も幸せにする。
実際の介護の現場で活躍する、中央福祉専門学校の卒業生をインタビュー!
今回は名古屋市北区にある、社会福祉法人 愛生福祉会 鳩の丘で働かれている、介護福祉士の澤七奈美さんが登場。

澤 七奈美さん
中央福祉専門学校 介護福祉士科 2014年3月卒業
社会福祉法人 愛生福祉会 鳩の丘勤務
Q現在行われている仕事内容を教えてください。
介護福祉士として、利用者さまが出来るだけ自立した生活を送れるよう、食事や入浴の介助などを主に行っています。コミュニケーションも介護福祉士の大切な仕事の一つ。毎日利用者様と会話を楽しんでいます。
Q自動販売機でお酒が売っていたのですが、あれは飲めるのですか?
自宅で過ごしていた生活を施設内でも、変わらず過ごして頂けるように、お酒やタバコなどお好きなものを楽しんで頂けます。もちろん、他の入居者様にご迷惑がかからない程度までですけどね(笑)。
Qもともとなぜ介護の道に進もうと思ったのですか?
実は私、元々トリマーになりたいと思ってたんです。でも、進路を決める際に、高校の先生に相談したところ、「介護に向いてるんじゃない?」言われたんです。
Qそれで介護福祉士を目指そうと?
兄の影響もありますね。介護福祉士として兄が働いていたので、実際の現場の話を聞いたんです。「体力的に初めはきついこともあるかもしれない。でも、それよりも利用者さまの笑顔を見ると達成感がある。」そんな話を聞いて、より興味がわき、介護の道を進もうと思いました。
Q中央福祉専門学校を選んだ理由はなんですか?
実習のカリキュラムがすごくしっかりしていて、ここなら社会人になった時、経験を積んで働くことができそうだと思いましたし、実際にその通りでした。あと、金銭面でも入学しやすかったです。
Q中央福祉で学んだことが仕事に活きている事などありますか?
講義の中で、専門用語なども覚えていったので、介護日誌や申し送りで困ることはなかったですね。あと、コミュニケーションの講義で学んだことはしっかり今も意識して行っています。
Q具体的にコミュニケーションの事、教えてください。
当たり前の事かもしれませんが、同じ目線に合わせて利用者様と話すように心がけています。毎日、出勤したら利用者様に挨拶し、体調の確認も行っています。それぞれ、「今日は良い」「えりゃ~(名古屋弁で疲れたの意味)」などそれぞれ返してくれるので、体調が悪そうな方にはしっかりとしたケアを心がけて、コミュニケーションを取るようにしています。
Q「介護福祉士になって良かったな」と感じることはありますか?
利用者さまが私の名前を覚えてくれていて、遠くから私に手を振ってくれたことですね。ご家族の方から「あなたがいると、笑顔になるのよ。」と言われたときも、本当に嬉しかったです。
Q将来の夢や目標を教えてください。
自分の理想のユニットを作り上げたいので、ユニットリーダーを目指して今は頑張っています!また、利用者さまは車椅子に座っているだけでも負担がかかるので、車椅子の時間を極力減らし、負担をかけずいろんなことに挑戦できる環境づくりをしていきたいと思います。
Q最後に、介護福祉士を目指す人にメッセージをお願いします。
不安に思うことが山ほどあるかもしれませんが、それ以上に一番に名前を覚えてもらったり、声をかけてもらったり、本当にやりがいのある仕事です。そういう目に見えないところに介護の良さがあると思います。
中央福祉専門学校は、先生達がとても親身に指導してくれましたし、そこで出会った仲間がいたから、今こうして介護福祉士としてがんばれていると思います。介護に興味がある人は是非私の母校に遊びに来てくださいね!