口腔底蜂窩織炎

口腔底こうくうていは舌先を下方に伸ばすと触れる部分で、骨はなく、筋肉もまばらに存在するのみで、隙間が多く密度の小さな柔らかい構造をしています。下あごの歯やその周囲の炎症が口腔底に波及すると組織の隙間を容易に感染が広がります。さらにのどの回り、頚くび、肺や心臓の周囲に通じており、のど、頚、胸の広範囲に炎症が波及する可能性があります。

治療方法

緊急を要する状態であり、入院して場合によっては手術による排膿はいのうが必要となる場合もあります。