単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
2 | 1 | 後期 | 小 泉 純 一 |
この講議では文学作品や映画などを素材として、 社会福祉に関わる問題がそこでどのように扱われているかを経験してもらいます。 知識を覚えるタイプの講議ではありません。 具体的な作品を経験することで、 社会福祉に対する見方や考え方を学生一人一人が育ててほしいと考えています。 まず、 文学や映画などの芸術が社会福祉とどのような関係にあるかを各自考えてもらいます。 その後課題として出てくるのは、 現実とフィクションの関係、 マイノリティーや弱者による自己実現と自己表現の問題などです。 具体的にはまず、 映画 『オリバー・ツイスト』 で、 18 世紀のイギリス社会の福祉の状況を学びます。 次に子ども向けの社会福祉の啓蒙書についてまとめ、 最後に老人性痴呆症を扱った 『ユキエ』 を取り上げます。 |
1 芸術と社会福祉の関係 2 映画 『オリバー・ツイスト』 で見る 19 世紀のイギリス社会 3 子どもたちと社会福祉の出会い方 4 文学・映画の中の老人たち |
知識を覚えるタイプの講議ではなく、 素材を読んだり見たりして経験し、 あなたたちが何を感じ取れるかが重要になります。 言い換えるなら、 感受性を養うことを目標とします。 |
課題図書、 映画のリストを配布します。 学生は自分の関心のあるものをそこから選び、 それについてレポートを書いてもらいます。 |
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