今日、 私たちは、 技術革新を通じて様々な製品やサービスを享受し、 またそれらの製品やサービスの影響を受けながら暮らしています。 これからの社会の様々な課題への取り組みや人間社会の変化を見通す際には、 技術革新 (人工物環境) のことを抜きではもはや考えることができなくなっています。 このような技術革新と人間社会との関わりの行方について考えていく際には、 (1) どのような方向に発展していく可能性があるのか、 (2) どのように発展していくことが求められているのか、 (3) どのような影響・変化をもたらす可能性があるのか、 の 3 つの側面から総合的に見ていくことが必要です。 本講義では、 この 3 つの各側面からの基本的なアプローチ (考え方や方法等) を解説するとともに、 行政や企業での取り組み事例や具体的な課題 (環境、 情報化) を取り上げて、 これからの技術マネジメントのあり方について考えてみたい。 |
1. 技術マネジメント論での問題提起 2. 未来予測とは―予測と計画の一体化 3. 未来予測手法―参加型合意形成手法のルーツとその適用方法 4. 未来予測情報の見方とその戦略的活用の仕方 5. 最新の未来予測情報からみた将来展望 (環境、 福祉、 情報化) 6. 人間社会との調和を追求するアプローチとはー理念と方法, そのルーツ 7. 環境と調和した技術マネジメントーエコテクノロジーへの挑戦 8. 情報通信技術の進展の社会的アセスメント |
成績評価は、 小論文試験の結果と履修状況から行います。 |
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