科目名 | 経営情報システム論 | 時限 | 金−1 | 教室 | 102 |
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単位数 | 学年配当 | 開講期間 | 担当教員 |
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2 | 3 | 後期 | 武 上 幸之助 |
テ|マ | 情報技術と経営戦略の理解と運用 |
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講義の概要・ねらい |
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経営資源の効率的配分と市場成果の達成についての理論及び実務。 情報科学と経営戦略モデルの構築について解説及び経営業務の解説。 戦略情報システムを構築するための基礎的理論を学ぶ。 及び SIS. DMS. の概略解説と演習。 |
講義のながれ |
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1. 経営戦略手法の比較優位の要因 (1) 経済性の要因:規模の経済性/習熟の経済性/連結の経済性/範囲の経済性/機構の経済性/速度の経済性/段階の経済性 (2) 経済性の創出の手法: 成長戦略:市場浸透戦略、 市場開発戦略、 製品開発戦略、 多角化戦略 競争戦略:製品差別化、 市場占拠率拡大戦略、 製品ライフサイクル戦略、 市場細分化戦略、 製品特化戦略 2. 経営戦略と環境要因に対する考え方の解説 (1) コンテンジェンシー理論:経営戦略を環境との整合性に求める立場 (2) 戦略的選択論 経営環境へ働きかけ変化を創造する立場 3. 経営戦略の分析モデル (1) 企業経営戦略の現状分析 (2) 多角化戦略 (アンソフ) の戦略マトリクス (3) 投資意思決定の優先順位 4. 経営戦略の管理手法 (1) 販売管理の手法:市場調査、 製品政策、 価格戦略、 販売促進 (広告) 政策 (2) 財務管理の手法:価格移転、 租税回避政策 (3) 物流管理の手法:流通ロジステイクス政策 (4) 人事、 労務管理の手法:人的資源の活用 5. 経営戦略情報システムの構築と管理 (1) 情報技術と経営コントロール:事例研究 IBM、 他 (2) 経営戦略意思決定支援ツール:CALS. SDS 等の解説 6. 戦略的情報システムの構造と役割の理解 a.目的 b.環境 c.システム構築 d.インテリジェンス・サイクル・プロセス 7. インテリジェンス・サイクルとプロセス管理 a.オリエンテーション b.情報収集 c.処理と分析 d.システム適応 e.フィールドバック 8. ストラテジック・インテリジェンス・システムによるモデル構築 a.類型化とモデル構築 b.環境要因分析とエンジニアリング 9. 事例研究 10. 経営戦略情報の意思決定支援の解説:CALS 11. 経営戦略情報の意思決定支援の解説:MIS、 DSS、 Expert system 等 12. 総括 |
学習上の留意点 |
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情報分野の学習で、 最も重要な科目内容です。 |
成績評価の方法 |
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出席、 リポート及び定期試験 |
使用テキスト |
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『経営情報システム』 日科技速 (島田、 高原) |
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