単位数 | 学年配当 | 開講期間 | 担当教員 |
2 | 3 | 前期 | 宇 野 伸一郎 |
マルチメディアは急速に進歩しつづけている。 学生諸君の中にもマルチメディアを使っている人は多いだろう。 しかしそうした中で、 新しい機能や機械に追いつくのに精一杯で、 マルチメディアに飲み込まれてしまっているような状況もよく見かける。 本講義では、 現時点でのマルチメディアの限界を見ながら、 その発展・応用を考えることで、 最終的にどのような形にコンピュータ/ネットワークが進化してもそれを使いこなせるようになることを目的としている。 このため、 講義では様々な事項について、 自分で考え、 それを表現してゆくことを主眼とする。 本講義は 「諸君がマルチメディアを通じて世界を考える時間」 であって、 「マルチメディアの紹介の時間」 ではない。 誤解のないように。 |
第一段階:マルチメディアの概要 ・マルチメディアの基礎を講義する。 情報の電子化など、 最も基礎的な部分の講義。 第二段階:考え方の基礎 ・マルチメディアに限らず、 物事を考えていく上での基礎的なプロセスを習得してもらう。 限られた時間に小論文を書いてゆくことにより、 思考力の訓練を行う。 第三段階:マルチメディア表現 ・マルチメディア (パワーポイントをベースに想定) を使って、 自分の考えを表現する。 全員の前で自分の考えを発表してもらう。 発想、 論の構成、 考察の深さ、 発表方法など様々な能力が問われる。 |
常に、 新しいメディアの使い方・応用分野・発展性などを自分の中で考えておくこと。 コンピュータは単なる道具であって目的ではない。 このことを常に意識し、 コンピュータによって自分は何をしようとするのかを考えつづけること。 |
以下の 3 点により評価 1. 小論文、 ファイルなどの提出物 2. 発表内容 3. レポート |
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