単位数 | 学年配当 | 開講期間 | 担当教員 |
2 | 3 | 後期 | 福 田 秀 志 |
私たちの身のまわりにある自然は、 人間活動という巨大なストレスの影響を受け、 地球の最大の価値ともいえる 「生物多様性」 は、 もはや自然の治癒力だけでは回復することが難しい状態となっている。 そのような状況の中、 人類は生態系の健全性を永続的に保持するための方策を探っている。 本講義では、 病んだ地球の生物多様性の診断と治療の課題と展望について解説する。 |
1. 保全生態学の概念 2. 人間活動を原因とする生態系の危機 3. 生物多様性とは 4. 生物を保全するとは 5. 絶滅の速度 6. 里山などの二次的自然の価値 7. 生物多様性を脅かす景観の変容 8. 生物多様性の管理・回復 |
講義では、 基本的にプリントを配布せず、 板書、 スライド、 OHC、 ビデオを使って行う。 講義に関する質問については、 いつでも受けつけるので、 分からない点は質問にくること。 |
主に定期試験の結果と授業中に行う小テストで判断する。 また、 毎回出席をとる。 出席状況は評価の参考にする。 |
「保全生態学入門」 鷲谷いづみ・矢原徹一著 文一総合出版 |
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