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政 治 学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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2 | 2 | 前期 | 川 田 稔 |
テ|マ | 日本政治の歴史的考察 |
講義のねらい |
本講義では、 日本政治の歴史的軌跡を国際政治の大きな流れのなかでたどり、 日本独自の政治構造の特質を明らかにするとともに、 中国、 アメリカ、 ロシアなどとの関係の歴史的展開を念頭におきながら、 日本政治の課題を考察する。 その際、 現代日本政治の基本的な枠組である、 議会をベースとする政党政治と国際的な平和協調路線が形成される第一次大戦前後の政治動向の分析に重点をおく。 |
講義のながれ |
1 . 帝国憲法と大陸政策 2 . 国際的孤立下における外交・内政の転換−−−その 1 3 . 国際的孤立下における外交・内政の転換−−−その 2 4 . 国際的孤立下における外交・内政の転換−−−その 3 5 . 議会主導型政治構造と国際的平和協調路線の定着−−−その 1 6 . 議会主導型政治構造と国際的平和協調路線の定着−−−その 2 7 . 議会主導型政治構造と国際的平和協調路線の定着−−−その 3 8 . 世界恐慌と超国家主義的国策の形成 9 . 帝国の崩壊と昭和憲法 10. 日米安保条約の改訂と戦後政治構造の確立 11. 高度成長政策と政治腐敗 12. 冷戦体制の崩壊と新たな外交・内政方針の模索 |
学習条件・履修上求められるもの |
新聞やテレビのニュース番組をできるだけ見ること。 ことに政治関係の報道に注意して。 また、 近代日本の歴史 (高校で日本史を履修しなかった人は世界史の近代の部分) を、 高校の教科書などを見返して、 すこし思い出しておくように。 高校で日本史も世界史も履修していない人は、 近代日本についての一般的な概説書などを見ておくように。 |
成績評価 |
テキスト | 川田稔 『原敬 転換期の構想』 未来社 |
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