日本福祉大学　社会福祉学部

生活と環境

単位数	学年配当	開講形態	教員名
2	1	後期	児　玉　善　郎

テ｜マ

人間生活の基盤となる住宅・住環境の現状とあり方

講義のねらい

　住宅・住環境はわたしたち人間が生活していく上で最も大切な基盤である。わが国においては、衣食住という言葉の順序にみられるように、着る物や食べる物に比べて、住まいは軽視されてきたといえる。世界的な経済大国として発展したにもかかわらず、わたしたちの住宅・住環境の質は決して豊かな状態にあるとはいえない。
　本講義では、わたしたちの生活を支える住宅・住環境に焦点をあて、わが国における歴史的な発展の経過をたどるとともに、現状の問題を認識し、今後どうあるべきかについて理解することをねらいとする。

講義のながれ

1 ．生活の基盤としての住まいの重要性
2 ．住まいの発達の歴史
3 ．住まいの発達の歴史
4 ．住まいの発達の歴史
5 ．わが国の住宅事情
6 ．わが国の住宅政策の流れ
7 ．住まいと様々な生活問題
8 ．欧米の住まい
9 ．高齢者・障害者の生活と住まい
10．住まいの維持管理
11．家計と住居費負担
12．居住の権利について
13．これからの住まい

学習条件・履修上求められるもの

　自分の生活している住宅や住環境に対して興味と関心をもち、現状の問題や改善の工夫について考え、実践して欲しい。講義中に紹介する文献について積極的に自主学習することが望まれる。

成績評価

　講義への出席状況・受講態度、学期末試験を総合して評価する。

テキスト

適宜レジュメを使用する。