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| 精神医学T |
| 単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
|---|---|---|---|
| 2 | 3 | 前期 | 水 野 信 義 |
| テ｜マ | 精神障害をもった人を理解するために （1） |
| 講義のねらい |
| 精神医学とは精神機能とその病態について、 科学的に研究する学問です。 しかし単に脳の研究だけでは精神の病態をつかむことは出来ません。 社会で生きている患者さんを理解するには、 少なくとも狭い意味の医学すなわち生物学的精神医学視点、 心理学的な側面すなわち精神病理学 （異常心理学） 的視点、 社会的側面すなわち社会精神医学視点というようにいくつかの視点から総合的に捉える必要があります。 精神医学Tの講義は下記の 「講義の流れ」 のように構成されています。 すなわち総論でいくつかの視点 （立場） について学習し、 ついで各病態について、 主に神経症、 気分障害、 精神分裂病などを中心に学習します。 |
| 講義のながれ |
| （日程の詳細は授業開始時に提示します。） T． 精神医学総論 （1） Ａ． 精神医学の方法論 Ｂ． 精神病理学の立場 Ｃ． 社会精神医学の立場 Ｄ． 生物学的精神医学の立場 Ｅ． 脳の構造・機能 （→精神医学Uへ） Ｆ． 精神障害の診断・分類体系 Ｇ． 精神医学的診断法 Ｈ． 精神症状のとらえ方 U． 精神医学各論 Ａ． ストレス関連障害 Ｂ． ストレスと心身症 Ｃ． 神経症 Ｄ． パーソナリティと行動の障害 Ｅ． 気分障害 Ｆ． 精神分裂病 （TE を除いて以上を 「精神医学T」 とする） |
| 学習条件・履修上求められるもの |
| 精神医学TとUを合わせて精神医学全体が理解できるように構成されていますので、 精神医学Uもぜひ受講して下さい。 精神保健学、 精神科リハビリテーション学、 精神保健福祉論など関連した科目の履修もお勧めします。 |
| 成績評価 |
| 成績評価は学期末試験 （80 点） およびレポート （20 点） で行います。 また小テストを 2 回おこなって学習進度をみますので、 最低 1 回は受けて下さい。 |
| テキスト | 水野信義 『改訂版・精神医学T・Uレジュメ集』 （生協で実費販売） |
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