|
地 誌 (旧カリ) |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 3 | 前期 | 磯 部 作 |
テ|マ | 地域の暮らしと地域問題 |
講義のねらい |
私たちは地球上のそれぞれの 「地域」 で暮らしています。 この地域を総合的に研究するのが地理学のうちの地誌です。 地域は、 社会の変化などとともに変化しており、 資本主義社会においては、 特に不均等に発展しています。 このため地域では地域格差が生じており、 過疎・過密問題や公害・環境問題などの地域問題が発生しています。 本講義では、 各地域の自然環境や産業、 住民の生活などについて、 地域格差の問題や地域問題などを含めて取り上げ、 地域を総合的に把握するとともに、 地域のあり方を考察します。 具体的には、 中京圏を中心とした日本の地域と、 中国・韓国などのアジアの発展途上地域、 イタリアを中心としたヨーロッパなどの先進地域を取り上げます。 |
講義のながれ |
1 . 地理学とは 2 . 知多地域の環境と暮らし 3 . 中京圏における産業の状況 4 . 中京圏における地域開発と地域問題 5 . 沖縄の状況と地域問題 6 . 中国における産業の発展と地域的展開 7 . 中国内陸部における地域の状況と地域問題 8 . 中国沿海部における開発と地域問題 9 . 韓国における地域の状況 10. 韓国における開発と地域問題 11. ヨーロッパの地域の状況と地中海地域の特色 12. イタリアにおける地域の状況と地域づくり 13. ギリシャにおける地域の状況 |
学習条件・履修上求められるもの |
日頃から、 地誌に関する文献を読むとともに、 行政統計などの地域の資料を集めたり、 積極的に地域住民の話を聞いたりするようにして、 自分の住んでいる地域をはじめ、 各地域の状況や問題点を把握するよう努力すること。 |
成績評価 |
テストとともに、 具体的な地域の地誌をまとめたレポートや講義中の小レポート、 出席状況などにより総合的に評価する。 |
テキスト | 『2001 年 授業のための日本地理』 古今書院、 2002 年 |
(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved. 本ホームページからの転載を禁じます。 |
![]() |