単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
4 | 3 | 通年 | 木見尻 哲 生 |
現代は変化の激しい時代であり、 社会の抱える問題は深刻化・複雑化している。 それ故、 人は一生学び続けなければ社会の流れから落ちこぼれてしまう…このように生涯学習の必要性が説かれている。 資格がもてはやされるのもこの現れであろう。 しかし、 このような考え方は、 人々に生涯にわたっての競争を強いることになり、 「健康で文化的な生活」 を保障することにはならない。 本講義では、 このような生涯学習への疑問から始めて、 北欧の生涯学習の事例に学びながら、 我が国の社会教育のあり方を理解する手助けにする。 さらに、 社会教育が現実の社会問題にいかに対処できるかに考察を進める。 |
1 . 大人が学ぶということ (学ばされる社会と学ぶことのできる社会) 2 . ユネスコの生涯学習論 3 . 北欧デモクラシーと生涯学習社会 スウェーデンの学習サークル デンマーク Folk High School とその背景 日本への Folk High School の導入 4 . 農山村の社会教育 その歴史認識 農山村の状況と社会教育の課題 環境問題と社会教育 5 . 情報化社会と社会教育 |
新聞等に目を通して社会問題への理解を深めるとともに、 社会教育施設を意識的に利用して、 社会教育の現実に接して欲しい。 |
小レポートを数回予定しているが、 評価に際しては、 学年末試験 (レポート) を重視する。 |
テキスト | 使用しない。 授業中に紹介する文献を参考にすること。 |
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