単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
4 | 2 | 通年 | 柿 本 誠 |
テ|マ | 社会福祉は、 私たちのライフステージの問題とどのように関わり、 どのような役割を果たしているか |
現代の少子高齢社会において、 社会福祉が対応しなければならない生活上の諸問題は複雑多様である。 喜んで産まれて喜んで死ぬまでの人間のライフステージに社会福祉はどのように関わり、 どのような役割を果たしているかを考えたい。 子ども、 女性、 障害者、 実年、 高齢者などの課題を取り上げて、 ビデオ教材などを用いて、 社会福祉による課題への対応や支援の方法など、 できる限り具体的に学ぶことに中心を置く。 講義全体を通して。 社会福祉の各分野の概況、 社会福祉制度の仕組み、 政策動向など社会福祉の基礎知識についても整理し、 諸外国とも比較しつつ、 日本の社会福祉の特徴を学ぶことができるようにしたいと考えている。 授業はなるべく双方向の時間をとりたい。 できれば学生有志の協力を得て、 講義での具体的な福祉の事例をコンピュータツール (動画など) で、 表現できるような取り組みを考えている。 力を貸してね。 |
前期 はじめに、 人間のライフステージと社会福祉の関係について、 ビデオと事例をもとに予備的な考察をしたうえで、 少子・高齢社会と社会福祉行財政や政策の現状について学ぶ。 その後、 ビデオ等 (福祉現場を含む) なども用いながら、 社会福祉が解決を迫られている今日的な福祉課題を、 主として子ども・障害者・高齢者・家族など対象領域別に具体的に捉えることを重点とし、 あわせて各分野の制度の概要を学ぶ。
後期 はじめに、 生活保護・医療・年金などセーフティネットや利用者の権利擁護を学ぶ。 ビデオ教材を用いたり当事者や福祉現場からゲストを招き、 社会福祉の支援と利用者の関係を学ぶ。 子ども・障害者・高齢者等の支援方法を、 ロールプレイやビデオ教材を活用し、 双方向授業を実施する。 その後、 講義全体のまとめとして、 諸外国の社会福祉との比較やこれからの社会福祉の課題を考察したい。 |
下記のテキストを使用するが、 講義の内容はテキストの説明に終始するわけではない。 講義内容に関連する部分について予習・復習し、 内容の理解につとめてほしい。 また、 講義中にビデオ教材を用いた場合等、 講義時間中に感想文を書いてていてもらうことがある。 |
成績評価は年度末試験の結果を中心に行うが、 感想文の提出状況と内容そして、 出席状況も考慮する。 |
『現代の社会福祉 (新版)』 宮田和明、 石川満、 柿本誠、 木戸利秋、 竹中哲夫、 山口みほ偏 (2002 年 3 月出版社:みらい) |
(C) Copyright 2003 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
本ホームページからの転載を禁じます。 |
|
 |