科目名 | [人間情報コース] 産業デザインユニット (C クラス) | 時 限 | 火−3 | 教 室 | 201 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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4 | 2 | 通年 | 大橋 信夫・山羽 和夫・池田 晶一 |
テ|マ | こころの通う、 人間の美的感性を注意深く考察したデザイン開発を試行する産業デザインユニット (Ergo-Design Unit) では、 21 世紀の豊かな人間生活を感性・福祉・癒しなどの多様な諸側面からユニット専門演習において具体的に追求する。 |
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講義の概要・ねらい |
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本講義では人間の身体的、 心理的および社会的諸要因の統合的理解に基づき、 コンピュータ科学を基盤に芸術的センスに支えられたより良い生活サービスシステムをミクロ・マクロの両面からデザインする能力の開発を目指す。 例えば、 様々な個人特性に柔軟に対処できる知的生活用具・機器や人間支援ロボットについて学び、 そこから構成される社会システムを想定し、 そこで生じる新しい問題の予測や処理・解決が容易なシステムのデザインを考え、 作り出すために必要な知識と応用力を獲得することなどである。 |
講義のながれ |
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本授業は基本的に常時 3 名の教員によって行う。 パート 1:第 1 週〜第 13 週 (前期) 人間と人工物のインターフェース 『コネクショニズム』 を軸にして、 主に色彩科学、 福祉用具・ホームロボット、 形のデザインの三つを学ぶための基礎的力を養う。 (第 1 週) オリエンテーション。 (第 2 週〜第 5 週) 人間工学を中心としたデザインについて学ぶ。 (第 6 週〜第 9 週) 生活用具・機器をデザインするための基礎、 図学などについて学ぶ。 (第 10 週〜第 13 週) 色・形からのデザインの追究と工芸とデザインの基礎について探求する。 パート 2:第 14 週〜第 26 週 (後期) 人間の身体的、 諸要因の理解とコンピュータ科学を基盤にさらに芸術学的センスからの知的福祉デザインなどを追及する。 (第 14 週) パート 1 を基にして受講者の興味、 問題意識のフリートーキングを行う。 (第 15 週〜第 24 週) 人間の認知機能、 人間と人工物のコネクショニズム、 知的福祉用具、 高齢者福祉機器などの福祉デザインと人間にとってよりよい生活サービスシステム、 コンピュータを使用した知的情報処理 (知的創造)、 感性工学からの高齢者福祉、 癒しと芸術などについて探求する。 (第 25 週〜第 26 週) 本ユニット専門演習で考察したことをプレゼンテーションする。 |
学習上の留意点 |
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成績評価の方法 |
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ユニットでは成績票を毎回の出席とレポート (場合によっては個別試験を科す)、 及び 25 週〜26 週に行うプレゼンテーションでの発表内容によって行う。 |
使用テキスト |
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