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教育?心理学部子ども発達学科シンポジウム「男性保育士と共に考える保育者倫理と子どもの権利」を開催しました
1月30日(木)美浜キャンパスにおいて、教育?心理学部子ども発達学科研究部主催のシンポジウム「男性保育士と共に考える保育者倫理と子どもの権利」を開催しました。
講師に川口創弁護士、岩田正人名古屋文化キンダーホルト施設長(児童養護施設)、加藤雅美たんぽぽ保育園園長、山田麻紗子氏(元家庭裁判所調査官?元本学子ども発達学部教授)をお迎えし、不適切保育等の問題が生じる背景や、現場での取り組みなどについて、実践例を交えてお話いただきました。
講師の皆さんは、「不適切保育を防ぐには『自己覚知(無意識下での自分の考えや感情の把握)』が大切である」と指摘。また、日常的に職員で話し合いができる環境を整え、対話を積み重ねることで
集団の中に倫理観が醸成されていくと話されました。
そして、子どもが個人として尊重される保育を行っていくことこそが、不適切保育をなくすためにも、子どもの発達や保育者の成長にとっても重要であるとも述べられました。


参加した学生からは、以下の感想が寄せられました。
竹澤広夢さん(子ども発達学科 保育?幼児教育専修4年)
今回のシンポジウムを通して、保育の現場や子どもと関わる現場で働いているほとんどの人は適切な関わりができているが、一部の方による不適切保育や問題が起きることによって、保育の仕事や男性保育士全体が問題視されてしまうと再認識できた。日頃から周りと情報共有を行うことや孤立しないよう注意し、組織で動いている利点を活かせるようにしていきたい。また、子どもとの距離感等について、周りから見て不適切な関わりにならないようにすることに加え、周囲で不適切な関わりがあった際には、指摘できるようにしていきたい。
堀桃萌さん(子ども発達学科 保育?幼児教育専修4年)
保育を行う上で、子どもの人権を守ることだけでなく、大人(職員)の人権を守ることも大切だと学ぶことができた。集団での話し合いや一人ひとりが発言できる場所?時間を確保することで、自分の考える保育を見つめ直したり、園全体での保育を考えることができると思う。
また、社会で不適切保育による事故が取り上げられることもあるが、保育士の性別で非難するのは適正ではないと改めて感じた。これから私も1人の保育士として、周りの人との話し合いを大切に保育していきたい。
萱沼柊さん(子ども発達学科 保育?幼児教育専修3年)
職業が違う4人の方からお話しを聞くことができ、とても勉強になりました。事例やエピソードはそれぞれ違っていましたが、共通していたのは「孤立しないで集団になることが大切」だということでした。今回のシンポジウムは言葉の本当の意味や、自分自身がどのように向き合ったら良いのかを考える良い機会になりました。また、「孤立を集団に変えていくためには、他者理解と自己理解が欠かせない」とも学びました。正解がない保育現場の中では、考えて行動しての繰り返しが当たり前であることを改めて認識し、その当たり前を実践する難しさも知ることができました。
その他、就職直前のこの時期にこのようなお話が聞けてとても良かったといった感想が多くの学生から多く寄せられました。本シンポジウムは、学生や教員にとって、とても貴重な学びとなりました。