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第20回「寿齢讃歌ー人生のマエストロ」茅野市美術館で開催中

レポート
2025年09月18日

 毎年9月、茅野市美術館(長野県)で開催される『寿齢讃歌ー人生のマエストロー』。今年は、9月11日から始まり、全国各地より寄せられた70作品が展示されています。(~9月23日(火)迄)

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 茅野市美術館がオープンした翌年の1996年から始まった『寿齢讃歌』は、今年20回目を迎えました。

 本学卒業生で客員教授の木之下晃先生が、「市井で星霜を積み上げてきた人たちは、皆、人生のマエストロ。高齢者にカメラを向けることによって、元気になってもらい、高齢者の生活文化を次世代に継承していきたい。」との考えで始められた公募写真展。当初より美術館だけでなく、NPO法人サポートC美遊comの皆さんが企画制作にあたり、多くの市民の皆さんの協力も得て続いてきました。また、寿齢讃歌のコンセプトと取り組みは、本学がめざす福祉文化創成そのものであり、本学も第4回から協賛をしています。

挨拶をする木之下晃アーカイヴス 木之下貴子さん
写真家石川直樹さん(真ん中)と美遊Comの皆さん
写真家石川直樹さんのコメント

 「どの作品にも、カメラを通して、撮影者と被写体であるお年寄りとの関係性が写され、それぞれの写真から読み取れる情報が豊富で、見ていて飽きることがありません。寿齢讃歌は、全国的に見てもめずらしい唯一無二の写真展です。」

 会場の一角には、石川さんの作品や写真集も飾られました。

 展示作品はアーカイブサイトでもご覧いただけます。

 また、今年は木之下先生の没後10年にあたり、同時に令和7年度茅野市美術館 常設展第2期収蔵作品展 『木之下晃‐音楽を撮るⅡ』が開催されています。国内外で“木之下ブラック”“音楽が聴こえる”と高く評価された35作品が一同に展示されています。