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武豊町「こどもまんなか社会」の実現に向けて、学生が代弁者に(社会福祉学部)

レポート
2024年10月29日

10月17日(木)、社会福祉学部地域マネジメント実践Ⅰ(担当:久保樹里社会福祉学部准教授)の講義が、武豊町役場会議室でおこなわれました。

企画の趣旨を説明する久保樹里准教授
企画の趣旨を説明する久保樹里准教授

 「地域マネジメント実践Ⅰ」は、地域を理解するための基本的知識?視点?枠組みを学び、地域における住民?行政?NPOの参加?協働の経験やあり方を考察できるようになることを目指す科目です。

 武豊町クラスでは、「こどもまんなか社会を武豊町で実現する」という保健師の呼びかけのもと、子育て支援課と、福祉課、そして若者でもある大学生が連携して、課題となっている「学齢期以降の支援」について、何ができるのか、何をもとめているかを共に考えていきます。

全国各地で携わる子ども支援の事例共有を行う山本了輔さん
全国各地で携わる子ども支援の事例共有を行う山本了輔さん

この日は、久保准教授のコーディネートで、専門演習Ⅰ(久保ゼミ)の学生や外部の専門家として近畿圏を中心にフリースクールを経営するNPO法人志塾フリースクール理事長の山本了輔さんもファシリテーターとして加わり、子どもの居場所づくりについて情報交換が行われました。

 さまざまな職種(保健師、保育士、心理士、社会福祉士、精神保健福祉士)の行政職員を前にはじめは少し緊張した様子でしたが、学生たちは、最近まで子ども時代を過ごしていた当事者として、自身の経験をもとに子どもの思いを汲みいれた意見を述べ合いました。

 キャンパスを飛び出して、実際の地域課題に向き合う専門職や多団体と協働する経験は、学生にとって大変刺激があったようです。参加した学生は、「地域の課題を通じてさまざまな関係者が連携していることを知ることができた。講師の山本さんに『地域にあるリソースを有機的につなげることが重要』と教えてもらったので、そのような視点でもっと考えていきたい。」と、学びをふりかえりました。

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