健康科学研究所 講演会 「味覚情報処理とミラクリン」 を開催しました
開催報告
日時 | 2018年10月20日(木) |
---|---|
場所 | クラシティ半田 市民活動ルーム |
講師 | 健康科学研究所 客員研究所員 島村光治先生 |
ギムネマの葉っぱを噛んで舌にこすりつけた後、チョコレート食べると甘さは全く感じずただの脂肪の塊。グラニュー糖は無味で砂の感触のみ。反対に、ミラクルフルーツを食べてからレモン果汁入りヨーグルトを食べても酸っぱくなく、グレープフルーツジュースを飲むと甘くて甘くてしようがない。
このような「味覚だまし」とも言える実験をしつつ講演は進みました。「味を感じる仕組み」で味覚実験のカラクリが解説され、「動物にとっての味覚」「人にとってのおいしさとは」「味覚障害」などと話はどんどん進み、最後には食育にも質疑がおよびました。
奥深い科学的内容を含みながら、日頃の生活体験などにひきつけて面白く理解しやすい講演会になりました。健康科学研究所では今後もこのような講演会を開催していきます。

