本研究プロジェクトの内容としては、
- (1) 拠点機能を有する地域ケア研究推進センター内の福祉政策評価センター(データベース?センター)に蓄積されたデータを分析?配信し、「政策評価自治体ネットワーク」を築き、
- (2) 「ボトムアップ評価」方式として確立した5原則による評価を普及させ、
- (3) 評価を契機としPDCAの政策サイクルを循環させ、地域ケア推進の「政策空間」の形成を進める、というものです。
研究は3つのキーワードを軸に推進する構想です。
「包括的な地域ケアの推進」としては、政策課題としての地域ケアが強まるなかで、地域社会への費用や負担の転嫁ではない、真にQOL向上に結びつく日本にふさわしい地域ケアの推進のあり方を研究していきます。そして、その実施過程に注目し「マネジメント研究」として、メゾとミクロを結ぶ地域ケアのマネジメントの方法、および分権型の自治体運営のあり方について研究していきます。さらに、政策評価のサイクルを踏まえた「ボトムアップ型評価」という云顶娱乐棋牌_云顶娱乐网址¥app下载官网独自の評価方法の提案を行っていきます。
これらの3つのキーワードを各研究チーム<「地域ケアチーム」、「ケアマネジメントチーム」 、「臨床評価チーム」>がリーダーシップをとりながら、融合的な研究を目指していきます。
地域ケアの現場では、高齢者ケア?障害者ケア?地域福祉(住民参加による地域ケア)の3領域を融合的に推進する政策課題を有しています。そのための地域ケア推進の「政策空間」をどのようにマネジメントするかという一種のガバナンス研究としての性格を本研究は持っています。また、これまで国際的な共同研究としてイギリスを重視してきましたが、地域社会を重視する地域ケアへの政策転換もあり、西欧とは異なるアジア地域社会の文脈を取り入れるため韓国との共同研究に着手していきます。